指しゃぶりを止めさせた最終手段「バイターストップ」
発達障害を抱えている子供が「指しゃぶりをやめられない」といった声はよく見聞きします。
娘(4年生)も最近まで指しゃぶりを止められなくて本人も困っていました。

いつまで指しゃぶりしてたか内緒にして
ハイハイ。そこらへんは内緒にしたいそうですけど、
娘が指しゃぶりを卒業できた「バイターストップ」を紹介します。
バイターストップとは



爪を保護するトップコートなのですが、誤飲防止に使われている世界一苦い物質「安息香酸デナトニウム」が入っていることが特徴で、「ニンテンドースイッチ」のカートリッジに使われていることでもニュースになったことがありましたね。
指先を口元へ運んだときに、苦みによって「バイト(噛む)」を「ストップ」することが目的と言うことです。
価格は1つ1000~1400円辺りが相場のようです。
購入に際しては、パパのような田舎暮らしでは店舗販売が無かったのでネットで注文した方が便利でした。
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価格:1,307円 |
バイターストップの使い方

使い方について、説明書を読む限り特別なことは何も無いですね。
ただ味覚が発達する4才からでないと効果は無いと思います。
効果を持続させる為には、2日に一度リムーバーでちゃんと落としてから塗りなおすことが書かれています。
でもね。。。まぁ、娘の場合、指しゃぶり卒業まで2日もかかりませんでした。
何年も苦労したのにねー。
バイターストップを使った感想

実は、他の苦みのある製品を使って指しゃぶりを止めさせようとしたことはあるんですけど、手ってよく洗うじゃないですか。で、そのトップコートって結構簡単に落ちるんですよ。今回の「バイターストップ」はその点頑固でしたね。
バイターストップを塗って、ちょっと舐めたあとに娘が無言で手を洗いにいきました。

落ちないよー苦いよー

何ですぐ落としにかかるんだよ・・・しかもちょっと残念そうじゃないか
娘は、「テレビを見ている時」と「寝る時」「ボーッとしている時」は指しゃぶりを止められませんでした。
ただ、理性では「カッコ悪い、汚い、歯への悪影響」で止めたいと思っていたようです。
今後バスで社会見学へ行ったり、泊まりの研修が始まると、うっかり友達の前で指しゃぶりをしてしまうのではないかと娘自身が心配するようになっていたんです。
指しゃぶり卒業は、そもそも娘が止めたいと思っていたことが重要だと思います。
苦くて口に入れられない状況から抜け出せないとなれば、初めて塗った当日の夜から、
布団の中でバンザイして手を挙げて寝ていました。
塗って2日目の朝に

指しゃぶりしないで寝られた。うれしいよう。
と言っていました。
パパも妻も、指しゃぶり卒業を実感した忘れられない瞬間でしたよ。
まとめ
「指しゃぶりは心の安定を保つもので、子供のストレスを解消してあげると治る」とか書いてあるのを見たことがありますか?そういう子供が多いのかも知れません。
でもね。そんなの親が悪いみたいじゃないですか。実際、パパも妻も結構悩みましたよ。
様々な方法を試してダメだったんです。
最後の方は「今指吸ってるよ」とか「今止められたね。すごいね」とか声かけしか出来なくなって、娘に「バイターストップ」を紹介だけしておいたんです。
本気で止めたいと思ったら「バイターストップ」が欲しいと教えてね。と娘に伝えてありました。
さすがに二十歳まで指を吸いはしないだろうと楽観的に構えるようになっていましたよ。
言葉が通じて意思が通るようになった子供なら、自分自身で止められるように根気よく待つのも手だと思います。
ストレス解消ではなく、
「待つ」と「バイターストップ」の2つで指しゃぶりを止められた娘の実例を紹介しました。