自己肯定感が低いのはASDのせいか性格なのかと考える前に、子供を肯定する方法。
娘の具体的な自己評価
今回は、娘が3年生のときに担任の先生からパパへ教えて頂けたことを書きます。
まずはこちらをご覧ください。中身を細かく見なくても〇の数だけパッと見えたらいいですよ。

ちょっと画像が荒れていますが何とか見られますか。娘が書いた自己評価です。
続いてこちら

下の写真が小学3年生にありがちな自己評価だそうです。
どちらも画像が悪いですが、家で妻に見てもらう為に撮影したもので、当時はブログを始めるなんて考えてなかったのでご容赦ください。
もう一目瞭然ですね。娘は自己肯定をすることが苦手です。
3年生くらいなら『ちょっとでも出来たら〇』でいいじゃないかと思うのですが真逆ですよ。
『出来ないときがあったら×』だと思っているようです。
これはとても息苦しいです。いや、生き苦しいって感じですかね。
担任の先生からは、「学校生活において、これほどマルが少ないということは無いので自己肯定感を高めることを行っていきましょう」とおっしゃっていただけました。
病院でもカウンセラーの先生からは「マルを付けてあげられることを積極的に見つけてあげて、都度マルを付けてあげください」と言われています。
出来ていることにも目を向ける
担任の先生、カウンセラーの先生から助言を頂いたので採点表をもう一度よく見ることにしました。
「見られていなくても正しい行動ができた」にマルが付いていますよ。
これは娘の感覚では、正しいと思ったことを一学期の間ずっとやり遂げたことを意味しているはずです。
マルが少ないから自己肯定が低いと思っているのは勘違いであって、
娘にとって「正しい行動ができた」ことは自己肯定として、自慢していることです。
そして、「あきらめないでねばり強くがんばれた」にマルがついているということは
すべてのことにあきらめることはなかった一学期だったわけですね。
これはもう自己肯定感が高いというより高すぎです。
出来ないことはそれなりに、出来ることに目を向けて考えてみたら案外悪くない自己採点です。

じゃーこのままでイイネー!
アレ?いや、ちょっとマテ。出来ないこともそれなりには頑張ろうか。娘よ。