娘が手のリハビリで作成した実物の写真。学校の授業とは違うリハビリの内容。
発達支援の一コマ
娘は発達支援でひと月に一度程度のペースでリハビリを受けていまして、その中でも手を使ったリハビリをとても気に入っています。身体に障害は無いですが、手を使い工作をすることが発達に良い影響を与えるんだと思います。
リハビリを受けることになる経緯はこちらの記事をご覧ください。
内容としては工作を行い、作品を作る過程でハサミの使い方であったり、紙の折り方や長さの測り方などを訓練します。時には毛筆の習字なんかもあって苦戦しつつも楽しんでいる様子です。
手のリハビリを行う先生は女性で、しゃべり方や仕草がとてもおっとりされている印象です。
娘は「ふわふわ先生」と呼んでいますよ。
親も同席させてもらえるので見学するのですが、うん。ふわふわしていて楽しそうです。
リハビリで作成した作品
では、写真でのこせた作品を紹介しますね。



約1時間くらいで作成しています。
小学校で行う図工と明らかに違うのは、独創性が控えめで丁寧さを求めていることだと感じます。
やはりリハビリですので、学校でおこなう勉強とは異なることがよく分かります。
工作が気に入った影響なのか、娘は縫物をするテレビ番組を時々見ていまして、
手のリハビリのおかげで自作の巾着袋を作成できていました。
針の扱いを教えてあとは見守りで自由にさせていたのですが、
縫い目が荒いものの良く出来た方じゃないかなと思います。

今回は手のリハビリについて書いてみました。
自分の手で作ったものが形になって表現できることを学べるのですが、丁寧さを求めて、出来上がったものに愛着を持つところまで成長しているのはさすがだなと感謝しています。
発達障害の受容が一番難しい問題?
話は変わりますが、数年前の発育健診で、
「ウチの子に問題行動はありません」
って声を荒げるお母さんを妻が見かけたそうです。
会話を聞いてないですが発達検査の提案でも受けたのでしょう。
子どもの発達に対してしっかり親が受け止めて、子どもにできることを考える、
そんな親の判断に正解も不正解も無いとは思います。
ただ、発達障害がもっと一般的なことになって、広く世間が受け入れるようになるといいな。
大きくなってからの生きづらさを軽減できるかもしれないリハビリはもう存在してるんです。

今は子どもの頃から発達障害に色々とフォロー体制があってウラヤマシイ。私の時代にこういうの欲しかった
だそうですよ。