子供が発達障害かも。と言われたので、診断からスタートしたら見える世界が広がった我が家の実例。
発達障害疑い
娘5才の定期健診で
先生「娘さんの発達に遅れがあるかもしれません」
と言われた辺りの話です。
事前に「次回は知能検査のようなものも行いましょう」と言われておりました。
初めての子供でしたのでそんなものかと思っていたのですが、先生としてはそもそも発達障害の疑いをかけていたのかもしれません。
健診がおわるといつもの先生ではなく私服の女医さんと別室へ移動し、積み木でこの形を作ってください。とか絵本を指さし、怒っている顔や悲しい顔はどれか。等
パパの同席も許されたので娘の視界に入らぬよう見学しておりました。
検査が終わり待合所で待っていると先ほどの女医さんがやってきて冒頭のお話をされました。
ここで親判断の分かれ道ですよね。
「様子見でいいです」
or
「診察を受けたい」
我が家は子供の為に出来ることはやる。と妻と決めておりましたので判断は早かったです。
発達障害診断
てことで次に行くところは、住んでいる自治体の子供課でした。
そこで病院を紹介してもらうことになります。
発達障害をもつ疑いがあると言われたら
初診を受ける病院を役所で紹介してもらうわけですが、これには理由があります。
まず、そもそも病院が予約制であることです。
飛び込みでは診てもらえません。
小児科ではあるのですが、心療内科として役割が大きいのだと思います。
診療内科って基本的に予約制ですよね。
学校との連携
発達にリハビリが必要との診断が下されたら支援級や通級の利用ができるようになります。
これは役所が斡旋しないと利用できません。
娘の場合1年生~4年生で通級を利用しています。
1週間に1時間だけ個人にあった学習を行ってくれるので娘は喜んで通っています。
しかも運の良いことに通っている学校で通級を実施してくれています。
通級の様子はこちらをご覧ください。
ただ、「リハビリ」とか「通級」とか親の心の準備と関係なく進めていかないと子供はどんどん成長してしまいます。
パパが知らなかっただけで公的な支援は良く出来ており、利用しないのはもったいないと思ってしまうくらいです。
もちろん子供主体で娘がどうしたいか。が主になりますので無理強いや勘違いのないように、親子で話し合う時間は必須かなと思いました。
リハビリと通院
娘は発達障害に特化した個人病院でリハビリを受けており、予約制で行うのですが数か月先まで常に予約が埋まっています。
1年生や2年生の時は出来るだけ1か月に1回はリハビリを受けたいと考えていた為、平日でも予約を入れて早引きや早退でリハビリを受けていました。
リハビリは「体の動かし方」「手の使い方」「カウンセリング」の3種類が用意されていてそれぞれに担当の先生がいます。
「体の動かし方」については2年間の通院にてリハビリの必要がなくなり、先生と相談の上現在行っておりません。
「手の使い方」についても先生としては今はもう必要無いと判断してくださっていますが、本人の希望で続けたいとのことで通っています。リハビリの内容が毛筆による習字、折り紙や工作とナカナカ面白いんですよね。
「カウンセリング」については、先生の質問に娘が答えたり、言いたいことを話しています。
大抵の場合で先生から『〇』か『イイネ』がもらえてます。
あー。診察する4人目の先生がいました。
先生「ボクも発達障害もってるんですよー」
確かに、診察室がなんだか乱雑ですナ。