発達障害の娘がペットを飼う。ハムスターの飼い方であまり見かけない情報。

2021年12月13日

ペットを飼うきっかけ 

今回は娘がハムスターを飼っていることについて書きます。

情操教育で飼ってみたところ、娘はとても可愛がっているのでたぶん目的は達成ですね。

ハムスターはパパの負担も少ない所が良いです。

飼い方についてもネットや本ではあまり見かけない情報を8点書いておきます。 

 

つかまり立ちするハムスターの写真
5人目の家族

 ことのきっかけは娘が2年生の時、担任の先生との2者面談にて色々お話を伺い、最後にその他質問は無いか聞かれた辺りから始まります。

 

先生「他に聞きたいことはありますか」

パパ「娘はASDとLDの診断が出ていますが何か特徴的なことはありますか」

先生「感情的になることについてはやはり多めで怒りの感情が衝動的ですね」

パパ「情操教育を考えてみます」

こんな感じのやり取りだったと記憶してます。

 

 家に帰り妻と相談ですよ。 

妻「ペットしかないでしょう」

パパ「デスヨネー。可愛い可愛いをするのは娘として、実際のお世話をするのは~~~~」

妻「パパしかいないでしょう」

パパ「デスヨネー。ハムスターくらいならなんとかなるかな」

妻「私はさわれないけどね」

パパ「デスヨネー。娘がお世話がするように話しておくよ」

妻「さわる以外のお世話は私もがんばるよ」

ちなみに、妻は動物園の触れ合いコーナーとかでも動物にさわりません。

妻がさわれる動物は犬と猫だけです。

 

情操とペットは相性が良かった

 さてここから本題です。

娘のためにハムスターをお迎えしたのですが、ハムスターを飼うことを考えている方に我が家が発信できる情報です。

 

まず、最初に結果を書きましたが情操教育としてハムスターを飼うことは大成功

ハムスターをお迎えする時は娘に名づけ役を任せました。

そして『ハムスターの飼い方』という本を買い与えたところ、娘は一生懸命読んでいました。

現在では手乗りや、ポケットに出入りして娘と遊んでくれています。

ハムスター年齢も2歳5か月存命中となっていますよ。

 

子供が世話をするハムスター飼育の実際

子供がペットを飼う時によく聞くセリフ「ちゃんと面倒見るから」。はい、間違いなく3日坊主ですね。

お世話はメンドクサイけど、一緒に遊ぶことだけしたいのが子供ってもんです。

息子は予想通り3日坊主の形にハマっていました。

ただ、娘には特性「こだわり」が発動するのです。ここがポイントですよ。

パパ

ご飯や飲み物が無いとお腹すいちゃうよ。お家が汚いと病気になっちゃうかもよ。

と声をかけハムスターを擬人化して考えさせるようにしました。

狙い通りガッツリはまってくれましたよ。

子供が主体だけど親が知っておきたいこと8項

 ①飼いはじめに必要な金額、ズバリ2万円あればお釣りが出ます。

この内、約1万円がハムスターケージ「ルーミィ60」の値段です。子供が世話をするのにもサイズに少しゆとりがあるので楽でした。

実際に使用していたケージセットの写真
ケージの全容です

 ②設備は、小屋・回し車・エサ皿・トイレ等ネットショッピングでは無く、

お店の方と相談しながら実物を見て子供が選ぶようにしました。

 

 ③消耗品は、エサ・敷マット・トイレ砂の3つですがトイレ砂は注意が必要です。

ハムスターが砂を口に入れるようなら固まるタイプのトイレ砂を使用するのは止めましょう。

砂が体の中で固まってしまいます。最初は固まらないタイプのトイレ砂で様子を見ることをお勧めします。

ただ、やっぱり使い勝手が良いのは固まるタイプのトイレ砂です。

 

 ④エサも種類が多くて悩みどころですが、

獣医さん的にペレットタイプの「ハムスターセレクション」がお勧めだそうです。

400グラム入りで約1000円とお高いですが、1日5g~10g消費で約2か月持ちます。

と、エサに関してここまではよく見る情報ですが、とにかく小屋に隠してます。

ミッチミチに隠してます。週一の掃除で回収してました。てことは、

エサ皿が空になっているからと言って補充しまくるとエサがすぐ無くなってしまうので注意です。

 

 ⑤実働は毎日のエサ補充とトイレ掃除、水の入れ替え、週1でケージの掃除、だけです。

 

 ⑥トイレ掃除は砂の固まりをプラスチックスプーンですくうので、

ケージ横にはフタの出来るタイプの小さなゴミ箱が必要です。

 

 ⑦運動不足やストレス解消に回し車が必要なのは有名ですが成長に合わせてサイズ変更、つまり買い替えが必要になります。

我が家の場合は、回し車を15センチ → 17センチ → 21センチと3回も買い換えましたよ。

ゴールデンハムスターの大人ですと背中が反らない車は21センチが必要です。最終サイズを知っていたら17センチは買わずに済んだかも知れません。

 

 ⑧冬に暖房はどうしても必要。

我が家のハムスターはケージの下にフィルムタイプのヒーターを入れて、状況に応じてエアコンを使用して冬を乗り切ってくれています。

動物病院について

 案外困るのが、病気をしてそうな時に連れて行くところです。

ネットや本では『事前にハムスターを診てくれる動物病院を探しておきましょう』とか書いてあります。

どこに動物病院があるかを調べる方法は『エキゾチックアニマルで調べる』

ハムスターはエキゾチックアニマル扱いで、ほとんどの犬猫病院では診てくれません。

 我が家のハムスターは一度病院にかかったことがあります。

妻「体の横に黒いアザみたいなものがあって毛が生えてません」

獣医「臭腺です」

とっても健康でした。

ハムスター飼育の小ワザ

 あと飼い方でウチのハムスターが気に入っていることがありまして、

小屋の中はキッチンペパーを細くちぎったもので埋め尽くす。です。

どんな敷き藁やマットよりもお気に入りです。

これは動物専門の看護師さんに教えて頂きました。

 

ハムスターの小屋にキッチンペーパーを敷き詰めている
ハム小屋をひっくり返した写真

ケージがプラスチック製なので取り回しが楽なので掃除は楽です。

掃除と撮影の為に娘と外で遊んでいましたが、さっさと小屋へ戻っていくハムスター。

ケージの中にハムスターがいる

 

 まとめ

 娘の情操教育としてハムスターをお迎えし、家族の一員となっております。

小さな命を慈しむ気持ちが育っているのは間違いない様子にパパは安心しています。

なんて立派な教育担当ハムスター。

最後に、大事なのは親が飼うのではなく、子供が主体的に飼うように声掛けを行うこと。

 そして娘が感情的に怒りを表すことが少なくなった・・・ような・・・気がする・・・かな。

親のひいき目かなぁ・・・・。

 最後まで読んでくださってありがとうございます。

ASD+LD

Posted by パパ